編集者時代2

アシスタント時代に特に印象に残っている仕事が
ホットドックプレスでデッツさんが連載していた"ストリートアイ"の撮影。
毎月、いろいろな地方に行っては、さまざまなオシャレさんをスナップして
雑誌に載せる人を選ぶ作業は本当に面白かった。

まず、なにが面白いかというと土地ごとの美味しいものが食べられる。
顔の広いデッツさんは、様々な都市の洋服屋さんに知り合いも多いので、
彼らから美味しいお店をリサーチしてはデッツさんが食べに連れていってくれました。

北は北海道から南は沖縄まで、さまざまな都道府県に行きました。
ホットドックプレス編集担当のKさんも美味しいものに目がないので、
いろいろと調べては、
その土地ごとに旬なものを食べに夜な夜な連れていってくれました、最高!!!
ありがとうございました。

Kさんには、他にもいろいろとお世話になりました。
アシスタントなのであまりお金を持っていない僕を
講談社近くの焼肉屋に連れていってくれたり。
若いときの焼肉は本当にたまりません。

で、話を戻すとお洒落スナップは、
前日に現地に入っているので時間もあり楽しいのです。
撮影の前の日は夜まで飲んで食べてはホテルで寝る。
今のご時世だと当日入りのトンボ帰りが普通だと思うので、
まだバブルの匂いが少しだけですが残っていた時代だったんですね。

本当に美味しいものをご馳走させてもらっていたから、
若い僕はただただ楽しかった。
東京生まれだからか、地方のご飯って本当に美味しいし、
なぜか見知らぬ場所ってだけでテンションもあがっていました。
その中でも特に印象に残っているお店が宮崎で行った地鶏屋さん。
市内からだいぶ外れた山奥に民家があって、
そこの裏で鶏を飼っているのです。
その日に絞めた鶏をいただくのだから美味しくないわけがない。
鶏料理のほかにあるのはオムスビと焼酎のみという潔い感じも印象的だった。